データベース『えひめの記憶』
中山町誌
五、 厳島神社
鎮座地 中山町泉町一丁目
祭 神 天照皇大神・市杵島姫命
氏 子 特定されていない
由緒沿革
奉斎年月は資料がないため判明しないが、昔から宮島様と称されて一般郷土人たちの崇敬が篤かったようである。
明治初期の泉町の絵地図(県立図書館所蔵)によると、臨泉学校は載っているが当神社は見当たらない。この事から察すると比較的歴史の浅い神社かもしれない。
昭和三五年(一九六〇)七月に本殿が新築され、同時に拝殿が改修されて、現在の神域が成ったのである。
境内には、下村為山の
「新涼也灯豆羅年亭 市差可理」
の句碑がある。
当社の例祭は毎年七月一七日である(一時期中山町の夏祭に合わせて七月二七日に行われていた)。当日は町内の装飾・作り物・踊り等各種のイベントが操り拡げれ、人出も多く賑わい楽しい祭日となっている。