データベース『えひめの記憶』
面河村誌
二 生活保護法とその活動
「…生活に困窮する全ての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保護すると共に、その自立を助長することを目的とする」と規定された生活保護法が施行されて久しい。
上浮穴郡五か町村及び郡平均保護率を示すと、次のとおりである。
昭和三十年、昭和三十五年あたりを見ると本村は郡内でも保護率は下位であったが、昭和四〇年代から急増し、以後郡内最高位にある。
さらに本村の人口推移と被保護人口の推移は次表のとおりである。昭和三十年の人口四七六四名に対し六六名、一・三九%に対して、昭和五十三年は人口一五七二名に減少しているのに四六名、二・九三%となり、人口が三分の一に減少したにもかかわらず被保護人口は余り減っていない現状である。