データベース『えひめの記憶』
瀬戸内の島々の生活文化(平成3年度)
(14)盛八幡(さかりはちまん)大神社社叢(越智郡上浦町盛字新田)
創立年代不明、旧号氏八幡宮と称し、明治3年(1870年)に盛八幡神社と改号する。鎌倉時代からの文献によれば、部落の草創よりの鎮守の古社として尊崇せられ、元中元年(1384年)宝殿再建の棟札が現存する。
この神社の社叢は、山麓にあり上半分はツブラジイの多い林となっており、林内には直径60cm前後の大木が多数ある。境内にもツブラジイの老大木が見られる。高木には、アラカシ・モッコク・コナラなどがあり、林内にはモッコク・タイミンタチバナ・モチノキ・サカキなどが多い。
写真2-1-16 盛八幡大神社 平成3年3月撮影 |