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瀬戸内の島々の生活文化(平成3年度)

(13)井田八幡(いだはちまん)神社社叢(越智郡上浦町井口)

 戦国時代から八和田八幡宮として奉斎し、明治3年(1870年)に村社となり、井田八幡神社と改称した。
 井口地区の北方にあり、社叢は一部ヒノキ植林となっているが、上部の林は、高木層をウバメガシが優占し、クスノキ・アラカシ・アカマツ・スギ・ヒノキが混生している。石段中はどの左側にはクスノキの大木がある。林内には、ビフ・アラカシ・ヒサカキ・モッコク・ネズミモチ・タイミンタチバナ・クスノキ・ヤブツバキ・クチナシ・サカキ・タイミンタチバナ・ウバメガシ・ヤブコウジ・テイカカズラなどが見られる。

写真2-1-15 井田八幡神社

写真2-1-15 井田八幡神社

平成3年3月撮影