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2020/11/07

令和2年度 愛媛人物博物館 冬季企画展

 白鷹幸伯~鐵に千年の命を吹き込んだ鍛冶師~

 

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昭和52(1977)年、かねてより飛鳥時代、奈良時代など古代に使われた工具の復元に取
り組んでいた鍛冶師・白鷹幸伯のもとに、薬師寺西塔の再建に使う白鳳型和釘の復元とともに約7,000本鍛造の注文が舞い込みました。この和釘を鍛造する鍛冶師として幸伯を推したのが、法隆寺専属の宮大工であった昭和の名棟梁・西岡常一でした。西岡棟梁が示した和釘の鍛造の条件は、薬師寺創建当時の西暦680年頃の鐵に限りなく近い材料を用い、またその時代の製造法に限りなく近い方法で鍛造し、さらに1,000年の耐久性を兼ね備えたものというとても厳しいものでした。西岡棟梁から提供された釘の図面や法隆寺の古釘を基に研究を重ねた幸伯は、鍛造には不純物の限りなく少ない高い純度の鐵と高度な鍛冶の技術が必要であると結論づけ、関係者からの助言を受けながら試行錯誤を繰り返し、見事にその要求に応えた白鳳型和釘の復元に成功しました。
以来、25年以上にわたり幸伯は、薬師寺中門、回廊、大講堂の再建に用いる白鳳型和釘を大小約3万本鍛造するとともに、奈良県にある国宝・室生寺五重塔や、我が県の国重要文化財・松山城本丸一ノ門の修復など、様々な歴史的建造物の修復や再建に使用する、和釘や鎹などを鍛造するという重要な役割を担いました。
本展では、自らを「野鍛冶」と称し、生涯現役を貫いて「鐵」と向き合い、長年にわたり我が国の歴史的建造物や文化財の再生と保全を支え続けた鍛冶師・白鷹幸伯の足跡を、関係資料をとおして紹介するとともに、その人物像に迫ります。

【期 間】令和2年12月5日(土)~令和3年3月14日(日)

【会 場】愛媛人物博物館 3階 企画展示室

【開館時間】9:00~17:30(入館は17:00まで)

【休館日】月曜日(祝日及び振替休日に当たる場合はその翌日)・年末年始(12/29~1/3)

【観覧料】無料

開展式(オープニングセレモニー)

【会場】愛媛県生涯学習センターアトリウムコート

【日時】令和2年12月5日(土)10時~10時30分

【関連講座】

「白鷹幸伯・鐵の歴史と鍛冶の技術~鐵の歴史を読み解く深い知識~」

講 師 栗田 孝一 氏(白鷹記念館館長・㈱栗田鋳造所代表取締役)

日 時_ 令和3年1月10日(日)13:30~15:00

場 所 愛媛県生涯学習センター 大研修室(定員50名)

入場料 無料

※要事前申込、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止する場合があります。

【展示説明会】

日 時 令和2年12月20日(日) 令和3年1月24日(日)

____ 令和3年2月21日(日) 令和2年3月14日(日)

____ 各日とも13時30分~ 及び15時30分~の2回

場 所 愛媛人物博物館 3階 企画展示室

参加無料・申込不要

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