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2019/05/14
共同企画展「えひめ発掘 平成史-新たな時代を迎え、30年の軌跡をふり返る(前編)-」
終了いたしました。
平成時代が終り新たな時代が始まりまし た。
平成時代には、バブル景気などもあって、 愛媛県の遺跡発掘調査は件数・面積とも昭和時代に比べて飛躍的に増加しました。
一方で、埋蔵文化財はまだまだ県民に広く 知られているとは言えず、同時にその発掘データが膨大であるがゆえに、それらを十分に活用し、地域社会に還元できていないという課題も生じています。そして平成時代の後半になると発掘件数は激減し、遺跡発掘を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。
令和時代を迎えた今、平成時代の発掘調査の成果をふり返ることは、新しい時代に発掘調査はいかにあるべきか、そして埋蔵文化財は社会にどのような貢献ができるのかを考える上で大変に有意義なことと考えられます。
今回はその前編として旧石器時代から古墳時代までを取り上げます。
【期 間】2019年6月8日(土)~7月15日(月・祝)
【会 場】愛媛人物博物館 3階 企画展示室
【開館時間】9:00~17:30(入館は17:00まで)
【休館日】6月10日(月)・6月17日(月)・6月24日(月)・7月1日(月)・7月8日(月)
【観覧料】無料
共同企画展連動 歴史・考古学講座 学び舎えひめ対象講座
【会場】愛媛県生涯学習センター 大研修室
受講無料 当日受付
第1回 6月23日(日) 13時30分~15時30分
「愛媛の考古学、その進歩と課題」 講師:前園實知雄 ( 愛媛県埋蔵文化財センター理事長)
第2回 6月30日(日) 13時30分~15時30分
「松山の弥生時代」 講師:梅木謙一 ( 松山市考古館館長)
第3回 7月14日(日) 13時30分~15時30分
「葉佐池古墳における葬送と被葬者」 講師:栗田茂敏 ( 葉佐池古墳発掘担当者)