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久万町誌

1 国産材加工施設

 久万町の木材はその大半が、素材により出荷されていた。戦後植栽された杉や桧が間伐期に入り出荷量が増大すると同時に、林家所得の増収を図る事が重要となり大型加工施設実施となった。
 この事業は、新林業構造改善実験事業として、昭和五五年着手、五七年度に主な施設が完成した。事業内容は次のとおり。
  事業種目、国産材加工施設
  施行個所 久万町大字菅生
(昭和五四年度)(敷地) 貯木場、取付道路、一式 一九、九六七㎡
(昭和五五年度)(建物) 工 場、鉄骨平屋建一棟、 一、二一八㎡
             製品保管庫  〃       四九八〃
             管理棟    〃       一一一〃
        (機械) フォークリフト  二・五t  二台
             目立機            一台
             帯鋸             五台
             丸鋸             四台
             耳すり機           一台
             自動送材機          一台
             チッパー機          一台
             チップ吹上、集じん装置    一式
(昭和五六年度)     休憩棟 鉄骨平屋建一棟     四五㎡
             剥皮施設           一式
             フォークリフト  二・五t  二台
             積込装置           一式
             製品仕分機          一式
(昭和五七年度)     フォークリフト  二・五t  二台
             排水路工           一式 
  総事業費                 二一五、一七二、一〇〇円
  加工事業量(五六年度) 四、〇八〇立方m 二六一、八三一、八三五円
       (六二年度)一一、五八六 〃  五二二、四四二、四一七円