データベース『えひめの記憶』

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えひめ、人とモノの流れ(平成19年度)

(3)人やモノは何で運ばれるか

 図表1-1-16 のグラフを見ると、愛媛県内で旅客として利用される交通機関は、全国と比較して自家用車の利用が圧倒的に多い。また貨物流動に関しても、すでに昭和45年(1970年)に自動車の比重が圧倒的に高まっていたことがわかる(図表1-1-17参照)。1970年以前の数値が判明しないため比較は出来ないが、第2節の聞き取りからも、昭和30年代までは鉄道・海運輸送が大きな比重を占めたと推測される。それが昭和40年代以降は自動車輸送中心となり、特に愛媛県では旅客・貨物とも自動車輸送の比重が高いことがわかる。

図表1-1-16 平成17年度の旅客流動交通機関別割合(府県内)

図表1-1-16 平成17年度の旅客流動交通機関別割合(府県内)

国土交通省四国運輸局提供『地域旅客流動調査』から作成、グラフ値は%。

図表1-1-17 愛媛県の貨物流動交通機関別割合の推移

図表1-1-17 愛媛県の貨物流動交通機関別割合の推移

国土交通省四国運輸局提供数値『地域貨物流動調査』から作成。グラフは%、表中の数値の単位はトン。