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西予市

宇都宮角治(1799~1878)

 高山石灰業の開祖。宇和郡高山浦(現西予市明浜町)で生まれた。本名辰右衛門。嘉永元年~3年土佐で石灰焼きを習得、帰郷して小僧都に窯を築き石灰製造を開始した。製造が軌道に乗ると同志の指導に専念し、村人から親しみと尊敬を受けた。また組合を作って販路の拡大に努め、「伊予高山石灰」の名を高めた。明治11年2月79歳で没した。昭和52年、この高山石灰業の開祖を顕彰するために頌徳碑を建立した。(『愛媛県史 人物』から)

①宇都宮角治翁頌徳碑

①宇都宮角治翁頌徳碑

西予市明浜町高山(グループホーム明浜館付近)