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伊方町

城岡金吾(1873~1961)

 明治6年(1873)九町奥に生まれ、農業に従事した。明治33年村会議員に当選、以後は助役・村長・郡会議員・同参事会員・信用組合長・軍友会長・西宇和郡畜産組合評議員・西宇和郡果物同業組合評議員・社会教育委員等の公職を歴任した。村長時代は学校・役場・避病舎などの建築や県道第二期線の土木工事並びに教育行政に力を尽くした。このため大正13年地方自治功労者として愛媛県知事から表彰された。また社会教育にも努力し、明治28年夜学会を開設したり、大正4年部落通俗講和会を開くなど40年間にわたって指導啓発に努めたので西宇和社会教育協議会長から表彰された。奥に頌徳碑が建てられている。
 昭和36年(1961)11月4日死す。年89歳。(『伊方町誌』より)


①城岡金吾翁頌徳碑

①城岡金吾翁頌徳碑

西宇和郡伊方町九町