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今治市

徳富蘆花(1868~1927)

 小説家。肥後国葦北郡水俣(現、熊本県水俣市)出身。本名健次郎。言論人であり評論家の徳富蘇峰は実兄。蘇峰と共に京都の同志社英学校(現、同志社大学)に入学する。明治22(1889)年、蘇峰の設立した民友社に入社して執筆を中心とする仕事を始め、翌年創刊の『国民新聞』の担当となり徐々に紀行文や創作文を発表するようになった。やがて同新聞連載の、大山巌の長女・信子の悲劇をモチーフとした長編小説『不如帰(ほととぎす)』で人気を博して明治文学の中でも有数の作品となったが、このことが経済的及び精神的自立の獲得につながった。
 愛媛へは明治18(1885)年、牧師の従兄のいる今治へ来訪したことがあるが、長編小説『黒い眼と茶色の目』に今治での生活のことを述べてあり、また、『思出の記』では、今治でのことを宇和島でのこととして描いている。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)

①今治キリスト教旧会堂跡Ⅰ

①今治キリスト教旧会堂跡Ⅰ

今治市常盤町1丁目

②今治キリスト教旧会堂跡Ⅱ

②今治キリスト教旧会堂跡Ⅱ

今治市常盤町1丁目

③今治港前にある記念碑(設計:丹下健三、書:村上三島)

③今治港前にある記念碑(設計:丹下健三、書:村上三島)

今治市片原町1丁目

④記念碑横の碑文

④記念碑横の碑文

今治市片原町1丁目

⑤徳富蘇峰、蘆花の生家Ⅰ

⑤徳富蘇峰、蘆花の生家Ⅰ

熊本県水俣市浜町2-6-5

⑥徳富蘇峰、蘆花の生家Ⅱ

⑥徳富蘇峰、蘆花の生家Ⅱ

熊本県水俣市浜町2-6-5