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愛南町

湯浅虎一(1884~1966)

 翁は、明治17年4月25日、御荘町長月に生まれ、湯浅一太郎の養子となった。のち城辺に移り、木炭問屋をはじめ、土木請負業や製材業などを営み、各地の山林を取得して財をなした。勤勉力行敬神の念あつく、昭和11年には諏訪神社の氏子総代となり、昭和13年社殿改築に尽力するとともに、次期社殿造営の資として、不老の桧造林地1町6反余(1.6ha)を諏訪神社に寄付したが、同時に、城辺小学校にも学校林として、不老の山林6反8畝余(6.8a)を児童の教育の一助にと寄付した。この余徳を末永くたたえるため、諏訪神社に頌徳碑、城辺小学校の中庭に記念碑が建てられた。昭和41年1月14日永眠された。(『続 城辺町誌』より)

湯浅虎一翁頌徳碑

湯浅虎一翁頌徳碑

諏訪神社