データベース『えひめの記憶』
久万町誌
一 商工団体の概要
第四章で記されたように、久万町の商工業は昔から各分野で発展を遂げてきている。その発展を支えてきたのが各種商工団体である。
現在、商工団体として、久万町商工会、久万町商工協同組合、久万町商店連盟、建設業協会、各業種別組合等があげられる。その中で、久万町の商工団体の中核となってきたのが久万町商工会である。
現在の商工会の母体は、明治三〇年六月に設立された久万実業懇談会である。明治四一年一月に結成された久万実業倶楽部を大正一三年七月に吸収合併し、名称を久万商工会と改称した。昭和三五年五月に「商工会法」が施行されるまで任意商工会として、久万町商工業の発展育成のため大いに努力した。
昭和三六年二月に「商工会法」に基づき、町村合併に伴う新久万町の会員からなる大組織の団体として、名称を久万町商工会と改称して設立発足し、本日に至っている。