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愛媛県史 近代 下(昭和63年2月29日発行)

あとがき

 あとがき

 本書通史編「近代下」は、昭和五九年度及び六一年度刊行の資料編「近代3」・「近代4」をベースにして、大正全期一五年間と、これに続く昭和二〇年八月の太平洋戦争終結までの昭和前期一九年間における近代愛媛の歩みを記した。執筆に当たっては、度々部会を開いて、討議を重ね、素原稿を当部会顧問小西四郎先生の御校閲・御指導を受けて、このような形にまとめた。心から御礼を申し上げる次第である。
 編さんに当たった近・現代部会は、田中歳雄(愛媛大学名誉教授)が部会長を務め、構成員は次のとおりである。

  委  員       伊 藤 義 一    伊予史談会副会長
   同         景 浦   勉    伊予史談会長
   同         斉 藤 正 直    愛媛県立西条高等学校教諭
   同         清 水 正 史    愛媛県臨時県史編さん部員
   同         高須賀 康 生    愛媛県臨時県史編さん部員
   同         高 瀬 一 秀    愛媛県立伊予高等学校教諭
   同         高 辻 信 也    愛媛県立松山工業高等学校教頭
   同         武 智 敏 明    愛媛県教育委員会高校教育課管理主事
   同         藤 井 忠 夫    愛媛県立伊予農業高等学校教諭
   同         宮 城   鎮    愛媛県立東温高等学校教諭
  委  員       村 上 憲 市    愛媛県臨時県史編さん部員
   同         和 田 茂 樹    愛媛大学名誉教授
  執筆協力者     河 合   勤    愛媛県建築士審査会委員

 執筆分担は、後記のとおりで、各自の研究分野に基づく希望によりこれを定めた。論稿にはニュアンスに多少の相違があるが、執筆者の持ち味を生かし、なるべく原文にそうようにと思い、手を加えることを避けた。全体の調整には部会長が当たり、編集作業は臨時県史編さん部の高須賀康生と村上憲市が担当した。
 本書の刊行に当たり資料の閲覧・提供をいただいた国立国会図書館・国立公文書館・憲政記念館・防衛庁戦史資料室・偕行社図書館・愛媛県立図書館・愛媛県立歴史民俗資料館・日本赤十字社愛媛県支部・今治市立図書館・八幡浜市立図書館・新居浜市立図書館・川之江市立図書館・東予市誌編さん室・松山市役所・大三島町役場・菊間町役場・広見町役場・伊予三島市教育委員会・宇和町歴史民俗資料室・愛媛新聞社・愛媛県立松山北高等学校・同今治北高等学校・同宇和高等学校などの諸機関、更には貴重な史料や写真等の提供をいただいたかたがたの御懇情に感謝の意を表する次第である。
      昭和六十三年二月
                     愛媛県史編さん委員会 近・現代部会長 田 中 歳 雄