データベース『えひめの記憶』
愛媛県史 社会経済2 農林水産(昭和60年3月31日発行)
一 一般農政移行までの県開連会長など
県開連の生いたちから解散まで
開拓農業協同組合の活動の強化を図るには、県段階で連合会を組織する必要があり、昭和二三年一〇月九日、愛媛県開拓購買農業協同組合連合会設立準備委員会を、砥部町開拓農業協同組合長梶満汐氏が発起人代表となり、開催した。
同年一〇月二五日、二七の開拓農協代表で創立総会を開き、直ちに農林大臣に設立認可申請を行ない、昭和二四年一月二八日付けで農林大臣周東英雄より設立認可指令が交付され、いわゆる県開連が発足し、昭和四八年二月一日、解散議決の認可が農林大臣桜内義雄より下りるまで組織活動を行なった。その間、実に二四年間、対県・対政府折衝など、本県開拓者の代表機関として獅子奮迅の活躍をした。その責任者などは表3-19のとおりである。