データベース『えひめの記憶』
えひめ、その装いとくらし(平成16年度)
第1節 普段の日に
本節では、普段の日の装いを取り上げ、手づくりの衣料を使い切る生活の知恵、ミシンやアイロンなどの補助具の活用、佐田岬(さだみさき)半島の裂織(さきお)りなどについて探りながら、装いの文化とくらしとのかかわりについて、明らかにしようと試みた。
「1 普段着と仕事着」では、「まち」や「むら」の暮らしに見る普段着・仕事着やそれらの移り変わりについて探った。
「2 手づくりのぬくもり」では、家庭で作る衣料やその再生・再利用について探るとともに、ミシンやアイロン、洗濯機、洗剤などの変遷について取り上げた。
「3 裂織りを訪ねて」では、かつて佐田岬(さだみさき)半島の家庭で織られ、厳しい段畑仕事や漁などに着用された裂織りについて、暮らしとのかかわりや継承に懸ける人々の活動、思いなどを探った。