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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業14-西予市②-(平成30年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第2章 城川町の産業と人々のくらし

 明治22年(1889年)の町村制施行により、野井(のい)川、滝川、黒瀬(くろせ)川上流、魚成(うおなし)川それぞれの流域を中心とした遊子川(ゆすかわ)村、土居(どい)村、高川(たかがわ)村、魚成村が発足し、この4村が昭和29年(1954年)に合併して黒瀬川村となり、昭和34年(1959年)の町制施行により城川(しろかわ)町が成立した。
 本章では、旧城川町魚成地区の昭和の町並みと人々のくらしについてまとめるとともに、昭和38年(1963年)の災害と城川町の人々の復旧への取組や、クリ栽培や養豚業、ドロマイト鉱山での仕事に従事した人々の、地域の産業とともにあったくらしや思いについて、その一端を明らかにした。