データベース『えひめの記憶』
四国遍路のあゆみ(平成12年度)
(1)遍路の実態とその心情②
(イ)年代別遍路数
回答者の年齢は10歳代から80歳代までと幅が広い(図表2-2-27)。最も多く遍路に出る年齢層は50歳代の31%、それに60歳代が26%と続いており、両年代を合わせるとほぼ6割に近い割合を占めている。この結果から、遍路は、子育てが終わった年齢になって巡拝に出かける場合が多いことが予想できる。また、20歳代も11%と意外に多く、学生を始めとする若者が遍路の旅に出ている一端がうかがえる。「早大道研」の調査でも、60歳代が36%、70歳代が20%、50歳代が16%と高齢者が多くなっている(⑥)。
図表2-2-24 お遍路さんへのアンケート① |
図表2-2-24 お遍路さんへのアンケート② |
図表2-2-25 お遍路さんへのアンケート(英語版)① |
図表2-2-25 お遍路さんへのアンケート(英語版)② |
図表2-2-27 年代別遍路数 |