(16)野々江八幡(ののえはちまん)神社社叢(越智郡大三島町野々江)
寛永3年(1626年)、村の鎮守のため宇佐八幡より勧請した。
野々江地区の奥にあり、民家と田畑に囲まれた小さな丘の上に神社があり、丘全体が照葉樹林の社叢となっている。高木層は、クスノキ・アベマキの大木が優占している。亜高木層以下には、アラカシ・モッコク・ウバメガシ・カナメモチ・ネズミモチ・タイミンタチバナ・シャシャンボ・ナナメノキ・シュロ・ヒトツバ・テイカカズラ・フユヅタなどが見られ、中でもタイミンタチバナ・モッコク・アラカシが多い。