イベント情報詳細

主催者 愛媛県生涯学習センター
開催日時 令和04年07月23日(土)~令和04年09月04日(日) 9時~17時30分(入館は17時まで)
開催場所 名称:愛媛人物博物館3階 企画展示室(愛媛県生涯学習センター内)
所在地:松山市 上野町甲650番地
電話番号:089-963-2111
FAX番号:089-963-4526
駐車場:隣接駐車場(約350台)をご利用ください。大型バスもご利用できます。
交通案内:JRバス久万高原・落出方面行き ●下原町バス停にて下車(伊予鉄バス砥部方面行き)
料金 【観覧料】 無料
内容  大正元年、温泉郡難波村(現、松山市)に生まれた石井南放(本名・進)は絵を描くことが好きな少年でした。愛媛県師範学校へ進学、成績優秀、絵の世界に道を求め、東京美術学校の師範科で学び、師の川﨑小虎氏からは水墨画を強く勧められました。卒業制作「帯」は師の作風を慕い新興大和絵系の流れをくみます。大潮会展で特選を獲得するなどしましたが、太平洋戦争の影響で故郷に帰任、戦後は灰燼のなか愛媛の美術界立て直しに尽力、愛媛大学で教鞭をとりました。
 吉田蔵澤の基礎研究を確立する一方、その墨竹に触れ続けたことは南放の画業に大きな影響を与え、水墨への回帰を決定させます。蔵澤が竹を愛し竹に没頭、画業を竹に集約したように、南放も好きな松に心ひかれ追い続けることとなるのです。「白砂青松は瀬戸内のシンボルといわれ、われわれの心のふるさとである」と述べ、各地の名松を、そして無名の松を描き続けました。いつしか、松を描いて南放の右に出るものはいないと評され、「松の南放」は「竹の蔵澤」と並び称されるようになったのです。
 
問合せ先 名称:愛媛県生涯学習センター 住所:愛媛県松山市上野町甲650番地 電話番号:089-963-2111 FAX番号:089-963-4526 Eメール:top@i-manabi.jp
情報提供機関 愛媛県生涯学習センター

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