データベース『えひめの記憶』
宇和島市
桑折宗臣(1634~1686)
俳人。歌人。宇和島藩家老。江戸(現、東京都)の宇和島藩邸で宇和島藩初代藩主・伊達秀宗の四男として生まれる。7歳で城代家老・桑折宗頼(こおりむねより)の跡継ぎとなり、承応元(1652)年、桑折家16代として家老職を継ぐが、31歳で家督を弟に譲って宇和島藩の城代家老職を退き、隠居して風雅の道を究めた。伊予の俳人として最初に編集し刊行した発句集である『大海集』や貞門俳諧集の圧巻として著名な『詞林金玉集』、俳諧連歌集である『郭公千句』など多数の著書を残した。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)
【追記】
桑折宗臣墓所:等覚寺(宇和島市野川)