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西予市

白井雨山(1864~1928)

 彫刻家。日本画家。宇和郡鬼窪村(現、西予市宇和町)出身。本名や保次郎。明治18(1885)年に上京し、当初は日本画や洋画を学んだ。生活苦などにより一時帰郷したが、明治22(1889)年、東京美術学校(現、東京芸術大学)が開設されると、一期生として入学し優秀な成績で彫刻家を卒業した。
 明治31(1898)年、東京美術学校の助教授となり、木彫りを中心とした日本の「彫刻」に、粘土で原型を作って石膏で型どりをする西洋の「塑像」の方法を研究し、塑像科の新設に尽力した。明治37(1904)年、教授となった雨山は、塑像科の授業を担当する一方、「彫刻」と「塑像」とを合わせた「彫塑」という新しい造形芸術の普及に努力し、文部省美術展覧会(現、日本美術展覧会、通称「日展」)に自ら出品して模範を示したほか、審査員として活躍した。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)

①宇和先哲記念館と頌徳碑

①宇和先哲記念館と頌徳碑

西予市宇和町卯之町4-327

②白井雨山頌徳碑

②白井雨山頌徳碑

西予市宇和町卯之町4-327

③雨山公園内の神武天皇立像Ⅰ

③雨山公園内の神武天皇立像Ⅰ

西予市宇和町卯之町4(宇和特別支援学校横)

④雨山公園内の神武天皇立像Ⅱ

④雨山公園内の神武天皇立像Ⅱ

西予市宇和町卯之町4(宇和特別支援学校横)

⑤白井雨山先生住居之跡碑

⑤白井雨山先生住居之跡碑

西予市宇和町卯之町4-327(宇和先哲記念館駐車場入り口付近)