データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

伊方町

神山博文(1877~1951)

 明治10年(1877)二見に生まれ、農業に従事した。柑橘栽培が有利であることに着目し、同40年夏かんとネーブルを栽培し地区の人たちに奨励したので、二見は夏柑の産地として知られるようになった。また共同販売によって農家の手取りを多くするため、柑橘出荷組合を設立し、組合長となって販路の開拓にも努力した。大正2年には農事研究会を組織して農業経営の合理化と農業の振興に努め、それが農事実行会と改称されてから後もその発展に尽くした。昭和7年には町見村助役にも選ばれた。
 昭和26年(1951)7月25日死す。年75歳。(『伊方町誌』より)

①神山博文翁頌徳碑

①神山博文翁頌徳碑

西宇和郡伊方町二見