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松山市

和田重次郎(1875~1940)

 明治8年~昭和15年(1875~1940)アラスカで大活躍した探検家。現周桑郡小松町出身、父は旧小松藩士。明治8年1月6日温泉郡枝松村(現松山市日の出町)の母の実家に生まれる。同23年16歳で渡米。捕鯨船に乗り組み、また犬ゾリにも習熟。後にアラスカ中部のタナナ地区で毛皮交易商を営んでいたが、同35年10月末同地区クリアクリークから20kmほどの所に砂金を発見。著名なフェリックス・ペドロと共に砂金発見者の一人としてゴールドラッシュをもたらし、フェアバンクス発展のもととなった。また、北極圏6千kmの探検に成功、未開地の地図作成にも活躍。大ゾリ競争にもしばしば優勝、「グレート和田」とたたえられた。昭和15年ロサンゼルスのホテルで死去。 65歳。彼については、マリー・リー・デービスの「アメリカの屋根裏・アラスカの内輪話」ほか古いアラスカ資料が多く、英雄的存在であったようである。国内では新田次郎が「犬橇使いの神様」でその活躍を紹介している。(『愛媛県史 人物』より)

①和田重次郎像

①和田重次郎像

松山市日の出町(石手川緑地内)

②和田重次郎顕彰碑

②和田重次郎顕彰碑

松山市日の出町(石手川緑地内)

③句碑解説板

③句碑解説板

松山市日の出町(石手川緑地内)

④正岡子規・五百木瓢亭句碑

④正岡子規・五百木瓢亭句碑

松山市日の出町(石手川緑地内)

⑤新田次郎文学碑

⑤新田次郎文学碑

松山市日の出町(石手川緑地内)