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松山市

中山更互(1688~1759)

 俳人。松山藩士。松山(現、松山市)を中心に活動した人。通称は文右衛門。蕉風俳人であるが、淡々流の影響も受け、甥の中山五嶺に淡々流の書を伝えている。小倉志山(おぐらしざん)、河端五雲(かわばたごうん)らとともに、松山初期俳壇の中心人物であった。彼の句は、『十夜の霜』や『素羅宴(そらのうたげ)』などに収められている。(『愛媛人物博物館~人物博物館展示の愛媛の偉人たち~』より)