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今治市

越智 茂(1906~1957)

 県議会議員・衆議院議員。明治39年8月9日、越智郡小西村脇(旧大西町)で越智茂登助の長男に生まれた。今治商業実践学校で学び、若い時から政治に関係し、かんづめ加工工場を経営するかたわら村会議員を務めた。昭和22年4月県議会議員に出馬して当選、県政界を支配していた既成政治家が追放された状況下で愛媛民主党の闘将として頭角を現し青木知事と結んでその旗本組の1人になった。この間、小西村の村長や農業協同組合長を務め、23年1月には県販売農業協同組合連合会の初代会長に選ばれた。昭和24年1月の第24回衆議院議員選挙に第2区から民主自由党公認で立候補当選した。以来、27年10月,、28年4月、30年2月の選挙で持前の馬力と人海戦術で連続当選した。27年には厚生政務次官となり中国残留同胞の引き揚げに尽力、28年には自由党愛媛県支部長に就任した。昭和32年9月10日。衆議院議員のまま51歳で没した。(『愛媛県史 人物』より)

①越智茂翁之像

①越智茂翁之像

今治市大西町宮脇(今治市役所大西支所敷地内)

②合併記念碑とともに(昭和30年の合併時のもの)

②合併記念碑とともに(昭和30年の合併時のもの)

今治市大西町宮脇(今治市役所大西支所敷地内)