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今治市

村上龍太郎(1892~1964)

 明治25年~昭和39年(1892~1964)農林行政官、緑化運動推進。越智郡桜井村(現今治市)に明治25年1月4日生まれ、今治中学(現今治西高校)から六高(岡山)を経て、東京帝国大学政治学科を卒業。大正6年農商務省山林局に勤め、畜産・山林・馬政各局長を歴任、昭和25年から昭和39年まで14年間、国土緑化推進委員会常任委員長を勤めた。太平洋戦争後国土の荒廃を憂い、山林の緑化整備を国民運動にまで高めた。毎年行われる植樹祭、国土緑化大会をはじめ、「緑の羽根」募金,全日本学校植林コンクールなどを通じて行われる国土緑化推進運動の大きな原動力となった。
 また,、「東予育英会」の会長となり、郷土の青少年を多く育成した。その他、農村法制研究会々長、農山漁村文化協会々長、全国治山治水財団理事長など各方面で活躍した。昭和39年7月31日、72歳で死没した。(『愛媛県史 人物』より)


①村上龍太郎像Ⅰ

①村上龍太郎像Ⅰ

今治市桜井6丁目2-1(綱敷天満神社境内)

②村上龍太郎像Ⅱ

②村上龍太郎像Ⅱ

今治市桜井6丁目2-1(綱敷天満神社境内)