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四国中央市

佐々木親逸(1894~1982)

 翁は明治27年松柏に生まれ、青雲の志をいだいて故郷を後にし刻苦勉励の末、神戸市で食品店を経営し成功される。昭和41年伊予三島市(現四国中央市)へ帰郷するに際し、神戸市内の土地建物を伊予三島市に寄贈し財団法人伊予三島奨学会創立の基礎をつくられる。また松柏小学校へ「佐々木文庫」を設立。昭和42年教育振興につくした功により紺綬褒章が授与される。翁は平素謙虚にして誠実、質実剛健にして勤倹節約に努められ伊予三島奨学会顧問として活躍される。昭和57年12月22日世を去るに当たり自宅の土地建物及び私財約一億円相当を伊予三島市社会福祉協議会に寄贈され社会福祉に意を用いられる。翁が常に青少年の健全育成に深い関心をいだかれ率先垂範社会福祉事業に貢献された功績は他の範とすべきものである。依って、ここにその功を讃え、顕彰碑を建立する。
  平成二年五月吉日
  伊予三島市長         篠永善雄
  伊予三島市社会福祉協議会会長 大西 榮

(佐々木親逸翁顕彰碑 碑文より)

【追記】
〖伊予三島市史 中巻〗によれば、松柏小学校正門前に氏の胸像があるという。

①佐々木親逸翁顕彰碑

①佐々木親逸翁顕彰碑

四国中央市三島宮川4丁目6(四国中央市福祉会館西側)

②伊予三島市福祉ボランティア基金記念碑

②伊予三島市福祉ボランティア基金記念碑

四国中央市三島宮川4丁目6(四国中央市福祉会館西側)

③句碑

③句碑

四国中央市三島宮川4丁目6(四国中央市福祉会館西側)

④民生児童委員顕彰碑

④民生児童委員顕彰碑

四国中央市三島宮川4丁目6(四国中央市福祉会館西側)