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美川村二十年誌

三、鬼のこんご

 毎年一月一六日には各組で「鬼のこんご」という行事があった。長いしめなわを張り、中ほどにわらの「つと」に「かゆ」や「もち」などを入れて置くことである。日暮れになるとよその「鬼のこんご」を人に気づかれないように取りに行くのである。これも豊作を祈願する祭事のひとつである。