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美川村二十年誌

二、警防団のころ

 昭和一一年九月の警防団令によって、これまでの消防組が新たに警防団となった。木村では昭和一五年ごろであった。警防団は村の治安や戦時下の村の防衛にあたった。
 上浮穴郡の警防団の団長一名は警察署長が兼ね、その下に副団長二名があり、中津村では久主に第一分団長、黒藤川に第二分団長、二箆・沢渡に第三分団長がおかれ、各分団の下に三人の班長があった。
  道具・服装
 道具はあまり以前と変化なく、服装は、はっぴから制服へと移り、胸の印で格付けをしていた。