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美川村二十年誌

二、逓送業務

 開局当初は久万郵便局へ人夫が郵便物を取りに行った。もちろん徒歩だったから槇谷を経由して往復八時間を要した。
 明治一四年、日野浦郵便局(旧弘形郵便局)の開局により、ここが中継局として加わった。
 そして明治二四年、国道の開通まで松山・久万・東古味・用居(高知県池川町)・高知間の沿道局として重要な役割を果した。
 昭和一四年一〇月、池川小田線の開通によって弘形・仕七川間は始めてバス託送となり、毎日二便運行された。一七年にはこれが面河まで延長された。