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美川村二十年誌

三、大ぶしん

 家を建てる時には、組中が手伝いに行く。組内の各戸から一人ずつ「コウロク」にでて、どうづきから始って建築と仕事が進められていくわけである。
 建てあげると、家主は酒肴を準備してお祝いをする。仕事の中途では大工みまいがあって、ぼた餅を作り大工をねぎらうし、建前の日には大工送りをし、八木一俵を棟梁に贈る。