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美川村二十年誌

四、山城址

 大川に石本城址、有枝に高森城址、日野浦に銭尾城址、西古味に鷹森城址と呼ばれるものがある。これらはいずれも戦国時代に土佐の長宗我部元親の侵入を防ぐための番城であった。その中心は久万の大除城主大野氏で、道後湯築城主河野氏の南の守りであった。石本城は梅木馬之介、高森城は佐伯重兵衛、銭尾城は菅新左衛門、鷹森城は越智帯刀の守る所であったという。(くわしくは「久万山の歴史」を見られたい)