データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

美川村二十年誌

一、八柱神社(やはしらじんじゃ)

 美川村大字大川甲四四二番地。祭神は五男三女神。大川部落の各組にあった八つのお宮を、天正一八年(一五九〇)に合祀して総河内八社大明神社を建立。明治三年(一八七〇)に八柱神社と改称して郷社に列格。明治八年(一八七五)境内に天神・金比羅社を建立。昭和四四年二月一日、忠魂碑を建立する。旧六月二八日の夏祭と、建国記念の日における遺霊祭には、部落中総参加して盛大な祭事を行ない、会費をつのって終日お宮に参籠する。例祭日は一一月一三・一四日であったが、村内例祭日に統一し、一五・一六日に行なっている。近頃は、輿守が少ないため、自動車で神輿渡御を行なっている。獅予舞は伝統的で、保存会も結成されていて例祭には毎年奉納されている。