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美川村二十年誌

七、村章制定

 昭和四四年一〇月、村民意識高揚の一環として村章を各機関団体や「みかわむら」広報に掲載して、ひろく全村民から募集した。同年一二月一〇日に締切り、応募者は小学生一六人、中学生一八九人、一般三六人、作品二六六点が集まった。
 同年一二月一九日県展審査委員の野村政良(久万町)外一〇名による審査委員会を開き、慎重な審査の結果、団上健(東古味)の作品が採択された。また優秀賞に大西和孝(仕出)松岡秀子(上黒岩)が入選した。審査結果は翌二〇日公示、村章制定日を昭和四五年一月一日と定めた。なお、募集規定に基づき、作者の承認を得て、野村政良が原作の着想をそこなわないように補修した。
 この村章は簡潔に美川を象徴している。円形の川で三つの川(面河川・久万川・仁淀川)・統合前の三つの村(仕七川村・弘形村・中津村)をあらわすと共に全体として、村の平和と円満を象徴し、美の字が円から突き出て、村の発展躍進を意味している。

美川村村章

美川村村章