データベース『えひめの記憶』
美川村二十年誌
第一節 公民館活動
昭和三五年一〇月の条例改正によって、中央公民館一館、小学校区及び分校に地域公民館七館を設置した。
中央公民館には、館長一名(教育長兼務)公民館主事一名(社会教育主事兼務)、運営審議委員一五名を置いた。また地域公民館には館長一名、主事一名、運営審議委員五名を設置した。主事は、専任主事三名が中央公民館へ勤務して、地域館二、三館を兼務し、生産技術の問題や消費生活等、地域住民に密着した活動を行なった。沢渡公民館は、沢渡分校が昭和三七年三月三一日をもって廃止になり、美川南小学校へ統合したため、美川南公民館の下におかれた。
三八年六月には、社会教育主事一名、常勤の公民館主事三名が設置されていたが、四三年四月に公民館主事は一名となった。そのため地域公民館運営にも支障をきたし同年八月、地域館へ非常勤主事六名を設置して人員の充実を図った。
地域公民館は、学校長が兼務していたが、四七年からは、地域住民の中からえらばれることになった。