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面河村誌

(九) 文化財保護委員会

 目的達成のために、お年寄りと子供との懇談会、長いも作りの研修、三世代交流会、指導者研修会参加などの活動を行っている。
 全国各地で郷土のよさを再発見しようとする動きの中で、郷土の文化財遺産・芸能・自然の美しさの見直し運動が活発になってきた。
 面河村でも、村内の継承してきた郷土の特色ある民俗的文化遺産を保存し、その利用を促進することによって、面河村住民の文化的意識の向上を図る目的で、昭和四十八年十二月二十四日「面河村民俗文化財保護条例」を公布し、文化財保護委員会を設置した。
 同委員会は、二つの重点目標
  一 文化財・民俗資料の整備保存につとめること
  二 文化財によりふるさとのよさの発見と愛護精神の高揚につとめること
を掲げ、その目標達成のため、次のような活動を行っている。
 村内の文化財、民俗資料の収集整理をし、同五十二年十月住民センター竣工を期に一階展示室に展示、同五十四年にはそれら展示品の取り替えを計画している。また同年度に面河の自然と文化について集録し刊行を計画している。そのため資料収集・写真撮影・現地視察などを行っている。また、他市町村文化財めぐりを行い研修を深めている。

文化財保護委員

文化財保護委員