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面河村誌

二 農 道

 農道は、その言葉のとおり農業経営のためのものであって、点在する農家にとっては生活上にも必要なものである。農道を盛んに造成し始めたのは昭和三十年ころの機械化導入に始まるものと考えられる。久万町では農業構造改善事業として取り上げ造成したものが大部分を占めたが、昭和五十年からは農村総合整備のモデル事業として造成された。
 本村などは、主として山林振興、土地改良事業等補助事業で実施しているのが大部分である。最近では農道舗装事業も取り入れられている。
 現在のところ農道の普及はわずかであって、造成そのものも遅々たるものである。農家の生産性向上・能率化の上から急を要することである。

農道整備状況(本村調べ)

農道整備状況(本村調べ)