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面河村誌

三 上海事変

 満州事変のあと、昭和七年(一九三二)一月、排日運動の高まりの中、上海で日本軍は中国十九路軍と対戦、二月総攻撃を開始した。
 同年四月、上海の天長節祝賀式場で、白川軍司令官・重光公使などテロの投弾で負傷する不祥事件か起きた。
 同年五月、上海で日中停戦協定が結ばれたものの、日本の対華侵略は、しだいに中国人の対抗意識を強め、日中戦争(支那事変)へと戦争を拡大した。
 昭和七年二月二十四日、松山歩兵第二十二連隊に動員下令、同二十七日三津浜より乗艦、一路呉淞を目指して出征した。