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面河村誌

(六) 御来光の滝

 亀原から、四キロの阿弥陀渕、五キロで孔雀渕、さらに犬吠の滝、標高一〇〇〇メートルの魚止め滝を経て御来光の滝に達する。
 標高一二〇〇メートル、亀原から六キロ、滝の高さ四一メートル、実に壮観である。
この辺りの植物を概観すると、シコクシラベ・モミ・ウラジロモミ・コメツガ・ゴヨウマツ・アサノハカエデ、ナナカマド・ヤマブドウなどや、大陸植物のオウトウヒレン・モロハテンニン・ヒメキリン・シコクフロウ・サルメンエビネ・ノビネチドリ・レイジンソウ、葉に毛のあるトリガタハンショウズルなどがあり、関門付近の植物に比べて、ずいぶんその様子が、異なっている。