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面河村誌

四 降雪量

 高温多湿の高知よりも、雨量の多い月は、一月・二月・七月・十月で、この雨は、冬は石鎚連峰の寒冷気にふれて雪となる。
 昭和三八年十二月、異常な大雪、久万町では二五センチでも、面河では約二メートル、これは明治以来の大雪であった。
 しかしまた、いわゆる気象異変で、異状な気温の低下は降雪とならず、からっ風、昭和五二年一月から二月にわたって、最高積雪二〇センチ、それもただの一日だけ、その間二五日間は、積雪皆無、これも記録的なものかも知れない。