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久万町誌

1 新制中学校

 久万中学校
 昭和二二年四月一日、久万町立久万小学校内に久万町立久万中学校が設置され、同月一五日開校式を行った。
 同二三年二月二一日、敷地を久万町大字久万町字あらまに決定し、同年四月一日より第二学年四学級を対象に、仮校舎で授業を実施した。
 同二四年五月三〇日、北校舎、便所二棟、用務員室一棟が落成した。同年六月一日、全校生徒を新校舎に収容して授業が実施されるようになった。
 同二五年三月二〇日、学校林を設定した。
 同二五年五月五日、本館(東校舎)が落成し、三日間にわたって落成式並びに記念行事を行った。
 同二七年一二月二八日、特別教室二棟、便所一棟、倉庫一棟が落成した。校内給水設備が改修された。
 同二八年一〇月三一日、校内放送設備を設置した。
 同三一年一〇月二一日、体育館並びに付属建物総面積七五六平方メートル及びスタンドが完成した。
 同三三年四月二〇日、塑像「考える人」(コンクリート製)を玄関に設置した。
 同三四年、三五年、片山美佐子が全国中学校放送陸上競技大会女子砲丸投げに二年連続優勝した。
 同三五年八月二七日、給食室が完成し、同年九月五日より完全給食が実施されるようになった。
 同三六年九月一五日、校歌を制定した。作詞・愛媛大学教授和田茂樹、作曲・久万町立病院医師長井一郎。
 同三七年二月二四日、理科室が落成した。同年三月三〇日、校下の篤志家によって校旗が寄贈された。
 同三八年八月三日、県中学校総合体育大会において、剣道団体優勝、柔道団体準優勝・個人優勝した。
 同三九年三月二九日、剣道部が県代表として、水戸市における全国剣道大会に出場した。同年四月一日、特殊学級を一学級開設した。同年四月一八日、謄写ファックス・印刷機がPTAより寄贈された。同年八月、技術室を改修した。同年一〇月、北校舎屋根雪止め工事が完了した。
 同四〇年三月二八日、水戸東武館主催第六回全国少年剣道錬成大会において優勝し、最優秀賞を受賞した。
 同四一年二月一日、特殊教育後援会が発足した。同年八月六日、県中学校総合体育大会において剣道が団体優勝した。同月一〇日、コンクリートの渡り廊下が完工した。同年九月、理科室を改装した。
 同四二年八月六日、県中学校総合体育大会において剣道が団体優勝した。同月一〇日、岩石園・便所・土間・相談室等が設置された。同月、調理室を改装し設備の充実を図った。同年一〇月二九日、サーキットトレーニング施設が完成した。
 同四三年三月二一日、東武館主催第九回全国少年剣道錬成大会で殊勲賞受賞。同年八月一〇日、足洗場・登校路舗装が完成した。同年一○月三〇日、愛媛県教育研究大会英語部会の学習公開を行った。同年一二月一四日、プールが竣工した。エ費一三五〇万円。
 同四四年三月三一日、教育費調査に関して文部大臣より感謝状を受けた。同年六月三〇日、プールサイドのスタンド、体育館用倉庫が完成し、同年七月一五日、プール開きを開催した。BGプールができるまで町内小中学校水泳大会の会場となった。同年一〇月六日、交通自治会が県交通安全協会より表彰された。同年一二月一四日、県PTA大会で表彰された。
 同四五年四月一八日、沖縄より研修教員来校。同年七月八日、体育館屋根の改修。同年一〇月二七日、県指定特活研究発表会・愛媛県教育研究大会学習公開。
 同四六年三月二〇日、ナイター設備が完成した。同年三月二八日・水戸市における全日本剣道練成大会で個人優勝した。同年一一月一七日・愛媛県教育研究大会理科部会学習公開。
 同四七年八月一三日、四国中学校総合体育大会に剣道・卓球が出場し剣道で個人優勝した。同年一一月二八日、久万町給食センターによる給食が開始され各学校別の調理は廃止された。
 同四八年六月二八日、松山管内特殊教育研究大会の会場校となる。同年一一月二七日、剣道部が久万町社会福祉協議会より表彰された。 同四九年七月二八日、日本武道館主催全日本少年武道錬成大会優勝。同年八月六日、県中学校総合体育大会において剣道が団体優勝した。同
年一〇月二八日、給食調理室を工芸室に改装した。図書室を移転した。同年一一月六日、愛媛県実践課題研究指定校・愛媛県教育研究大会松山管内大会の会場校となった。
 同五〇年八月二七日、PTAが文部大臣より表彰された。
 同五一年七月二〇日、剣道部が上浮穴郡中学校総合体育大会において一五年連続優勝し、久万町体力づくり推進協議会並びに久万町教育委員会より表彰された。同年九月一日、宿直制度が廃止され夜間無人となった。
 同五二年七月三一日、全日本剣道道場連盟主催全日本少年剣道錬成大会において最優秀賞を受賞した。
 同五三年三月二五日、「考える人」のブロンズ像が完成した。同年六月二五日、全日本剣道道場連盟・日本剣道少年団より「剣道と社会とをつなぐ実践活動」について表彰された。同年一一月七日、地区別同和教育研究協議会において授業公開。
 同五四年四月、校訓「自主・思索・練磨」を制定した。同年一一月一三日、文部省指定同和教育発表会を実施した。同年一一月一六日、西便所を改築した。
 同五六年一月七日、校内放送設備を更新した。同年一〇月二〇日、玄関を改修した。
 同五七年二月三一日、特殊学級を廃止した。同年七月二三日、県中学校総合体育大会において剣道女子団体が優勝した。同年八月一四日、東便所を改修した。
 同五八年七月二三日、県中学校総合体育大会において剣道男子団体が優勝した。同年一〇月四日、体育館の屋根を塗装した。
 同五九年七月二二日、県中学校総合体育大会において剣道男子団体が優勝した。同年八月五日、剣道男子団体が四国中学校総合体育大会で優勝した。同年八月九日、北校舎南側窓をアルミサッシに更新した。
 同六〇年一月一〇日、体育館暗幕・一文字袖幕・サイド幕を新調した。同年七月二二日、北校舎の内部塗装が完了した。同年七月三〇日、手洗い場改修工事が完了した。同年一〇月二九日、地区別同和教青研究協議会で学習指導を公開した。
 同六一年五月、文部省指定交通安全地域事業研究校としての実績が評価され、交通安全県民大会において「交通安全指導優秀校」として知事表彰を受賞した。同年六月一五日、県剣道連盟主催第一八回県少年剣道大会において、上浮穴剣道会Aとして優勝した。同年七月二四日、県中学校総合体育大会において剣道男子団体が通算七度目の優勝を果たした。同年一一月一六日、中予地区新人大会においてソフト部が優勝した。同年一二月五日、町交通安全教育研究発表会を開催した。
 同六二年六月三〇日、交通安全活動に対し、上浮穴郡町村交通安全推進協議会連合会及び久万警察署より感謝状を受けた。同年八月七日全日本剣道道場連盟主催第二二回全日本少年剣道錬成大会において優良賞を受賞した。
 同六三年三月一二日、久万中学校創立四○周年を記念して「久万中学校誌」を発刊し、盛大な記念式典を挙行した。同年三月三一日、剣道部・柔道部・女子バスケッ卜部の郡中学校総合体育大会における五年連続優勝を記念して久万教育委員会より表彰を受けた。
 畑野川中学校
 昭和二二年四月一五日、畑野川小学校に併設し川瀬村立畑野川中学校として開校式を挙行した。
 同二六年四月一日、畑野川小学校との校舎併用ながら、畑野川中学校として独立した。
 同二八年一一月二七日、畑野川中学校敷地決定委員会を開く。
 同二九年三月一六日、畑野川中学校敷地掘り作業分担割当会を開く。
 同二九年一二月一三日、畑野川中学校独立校舎落成。同年一二月二四日、新校舎へ移転、授業を開始した。
 同三〇年一月一日、畑野川中学校帽章、胸章改定。
 同三一年一一月一〇日、南石垣改修並びに校門柱建立。同年一二月一〇日、物置、自転車置場、運動場周囲鉄柵、バックネットその他を設置した。
 同三二年四月五日、外垣用ひゅうが松七○○本植樹、同年一一月三〇日、足洗い場の屋根及び配管給水工事完了。
 同三三年、校歌制定(日之西カツ子作詞・作曲)
 同三四年二月六日、給食室施設が完成し、畑野川小・中学校共用で完全給食を開始した。同年四月一日、町村合併により久万町立畑野川中学校と校名変更。
 同三六年九月九日、普通教室一教室増築。
 同三七年一月一六日、農協より校旗が寄贈された。同年一一月一日、理科観察池完工。
 同三八年八月一〇日、便所及び技術科室の改修工事が完了した。同年一〇月二三日、愛媛県健康準優良校賞を受けた。
 同四〇年三月二四日、自転車置場及び体育倉庫増設。
 同四一年八月一〇日、体育館建築起工式を挙行した。
 同四二年二月一五日、体育館落成式。同一九日、体育館開き。
 同四三年一〇月一五日、防球ネット設置工事完了。同一八日、バックネット改修工事が完了した。同年一〇月二三日、明治一〇〇年式典を挙行。
 同四四年五月一四日、家庭科室プロパンガス施設工事完了。同八月一二日、待望のプールが完成し、プール開きを行う。
 同四五年九月二八日、県花壇コンクールにおいて、「緑いっぱい、花いっぱい運動」一位に入賞。
 同四六年六月二七日、郡中学総体において、本校バスケットボール部、七年連続優勝につき特別に表彰された。
 同四六年一一月七日、家庭科室の改造並びに自転車置き場の尾根修理。同年一一月一一日、故川口 栄校長の教育委員会葬を挙行。
 同四七年一〇月一日、宿直の無人化が実施された。同年一二月一日、久万町給食センターによる給食が開始、各校別給食は廃止された。
 同四八年七月一日、男子テニス部、郡中学総体において五年連続優勝の特別表彰を受けた。同年八月二一日、校門に至る坂道の舗装工事が完了した。
 同四九年七月一四日、町内PTA総会で、バスケットボール部、一〇年間連続優勝のため、久万町体力づくり協議会より表彰される。同年一〇月一四日、国旗掲揚柱新設。
 同五〇年二月二四日、全校スキー大会を千本高原にて実施。同年五月三〇日、普通教室にOHPスクリーンの固定を行う。同年六月一四日、本館北側排水溝の修理完了。
 同五一年三月二五日、焼却炉新品取り替え。
 同五一年四月二七日、本館二階、一年生教室床張り替え。
 同五二年一二月二八日、特別教室裏・本館表犬ばしり工事完了。
 同五三年五月二三日、柔道場新設。同年八月二五日、青果連ジュース用冷蔵庫設置、同年九月六日、体育倉庫を増設。
 同五四年四月一九日、校長室、職員室塗装完了、同年五月一七日、防球ネット工事完了、同年一〇月二二日、皿が峰において、緑の少年隊を結成し、巣箱かけ、植樹、清掃活動を実施した。
 同五五年四月一四日、保健室拡張工事、同四月一六日、放送設備工事完了。同年八月二一日、本館裏側溝工事完了。同年一一月二六日、焼却炉を新設した。
 同五六年六月六日、グランドピアノ購入、並びにピアノ開き。同年六月一一日、側溝・坂道に工事完了。同年一一月一一日、灯油貯蔵庫新設。二〇日、理科室水道工事が完了した。
 同五七年六月一〇日、第一回交流学習を広田中学校と行った。同年八月一九日、職員室天井及び二年教室床の張り替え。同年九月二八日、北校舎、本館の電気工事及び配電板の取り替え工事を行った。同年一一月九日、本校の第一回文化祭を行った。同年一一月二九日、久万町読書感想文コンクールにおいて、一、二、三年共、各一名、最優秀賞を受賞。
 同五八年六月八日、足洗い場完成。同年七月三〇日、保健室、教育相談室の整備、部室通路工事が完成した。同年八月一三日、テニスウォールが完成した。同年七月三日、久万町第一四回PTA研究大会が行われ、畑野川小、中学校が会場となった。同年一一月、県PTA大会において、畑野川子供会が優良団体として表彰された。
 同五九年五月一〇日、ビデオカメラ購入。これによりビデオ関係の器機が整備された。同年七月二二日、県総合体育大会においてテニス男子個人の部で優勝。続いて同年八月二二日、県学年別軟式庭球大会において、男子個人の部優勝。同年、少年消防クラブ結成。
 同六〇年五月一七日、緑の少年隊国際森林年記念植樹。同年六月八日、郡総体において、テニス部男女共、団体・個人の部共に優勝した。同年八月九日、県学年別テニス大会において、男子一年の部で優勝した。同年一二月二三日、音楽室ステレオ一式を購入した。
 同六一年四月、パソコン導入。同年六月七日、郡総体において男女テニス、団体の部・個人の部共に優勝。同年八月七日、中予地区学年別軟式庭球大会において二年の部男女共に個人優勝を果たした。
 同六二年一月一八日、県緑の少年隊活動発表大会で優秀賞に選ばれた。同年二月一四日、庭球部が全国軟式庭球速盟より表彰された。同年六月六日、郡総体において、テニス男女、団体の部、個人の部共に優勝。同年一〇月二二日、長年の活動が認められ、緑の少年隊全国緑化推進協議会より全国表彰され、東京での伝達式に参加した。同年一〇月三〇日焼却炉を新調した。
 同六三年三月三日、庭球部、緑の少年隊、少年消防クラブの全国表彰祝賀会を盛大に挙行。同年三月二九日、少年消防クラブが東京において消防長官賞を受賞した。同年一〇月一八日、県教育委員会指定、情操教育研究指定校研究発表会を行い好評を博した。
 平成元年三月一日、体育倉庫を小学校より移設した。
 直瀬中学校
 昭和二二年四月一五日、川瀬村立直瀬中学校として、直瀬小学校に併設し、開校式を行った。
 同二三年三月一五日、丸山に仮校舎を新築、四月一二日の入学式に続いて校舎三教室の落成式を挙行し、同月二七日に新校舎に移転、授業を開始した。六月一日には校章を制定した。
 同二六年二月一日、直瀬小学校前に本校舎を建築することに決定し起工式を挙行した。その後、村及び生徒が敷地掘りの勤労奉仕を連日のように行った。
 同二七年一二月一八日、新校舎が竣工し、落成式を挙行した。新校舎への移転は残りの工事のため年度末となった。同二八年五月二〇日、校歌を制定。作詞法政大学教授古田拡、作曲愛媛大学助教授清家嘉寿恵。
 同三〇年九月一六日、運動場建設工事に着手。同月一〇日、郡新人体育大会で相撲部が優勝した。
 同三一年七月二三日、運動場工事完成。同年一一月二日、バックネット完成。同年一二月一七日、特別教室(理科・技術・音楽)が竣工、落成式を挙行した。
 同三二年九月一九日、家庭科調理室が完成した。一〇月一八日、郡新人体育大会でソフトボール部が優勝した。
 同三四年三月五日、直瀬小・中学校共同で完全給食を開始した。同年四月一日、町村合併により久万町立直瀬中学校と校名を変更した。同年五月一二日、国旗掲揚台が完成した。
 同三五年一一月三〇日、県指定道徳教育研究会を開催した。
 同三六年一〇月一日、観察池が完成した。
 同三七年九月三〇日、校下の篤志家より校旗の寄贈を受けた。
 同三八年一〇月三日、屋内運動場の起工式を行った。
 同三九年五月一二日、同運動場が竣工し、落成式を挙行した。
 同四二年九月一六日、校下篤志家による校門が完成。同年一一月二二日、直瀬小・中学校共用のプールが竣工し、落成式を挙行した。これにより本格的な水泳指導が可能となり、本校生徒の水泳能力は急速に向上することとなった。
 同四三年五月一〇日、部活動のいっそうの向上を目指して体育後援会が発足。同年八月三〇日、校舎屋根の修理。同年一二月二八日、運動場の金網改修が完了した。
 同四四年六月二日、保健室移転工事完了。同年七月一三日、郡陸上競技大会で総合優勝。一〇月二六日、郡新人体育大会で野球部優勝。
 同四五年一一月一日、郡新人体育大会でバレーボール部優勝。
 同四六年六月二五日、運動場北側砂どめ工事完了。茶・梅を植樹した。
 同四七年六月五日、運動場揚土を運搬し、運動場整地を行った。同年八月二八日、体育館補修工事完了。同年一一月二八日、久万町給食センターによる給食が開始され、各校別の給食は廃止された。
 同四八年五月一一日、全校一斉教育相談開始。同年六月二二日、農耕事業落成式を体育館で挙行した。
 同四九年四月三〇日、上水道工事、同年八月一三日、体育館屋根塗装工事がそれぞれ完了した。同年九月一日、七月二九日に着工した無人化工事の完了に伴い日宿直の無人化が実施された。同年九月一五日、PTAの奉仕作業により国旗掲揚台を新設した。同年一〇月二〇日、郡新人体育大会でバレーボール部・バスケッ卜部優勝。同年一二月四日、県PTA大会で本校PTAが県PTA連合会表彰を受けた。
 同五〇年八月一一日、玄関シャッター取付工事が完了した。同年一一月一一日、視聴覚教育施設が完成し、VTR等を活用した教育活動が展開されるようになった。
 同五一年六月二七日、校庭に夜間照明施設が完成し、ナイター開きが盛大に行われた。同年七月一六日、「自主・勤労・進取」の校訓碑が完成し除幕式を挙行。同年一〇月八日、愛媛県へき地教育研究大会の会場校となった。
 同五二年七月四日、運動場防球ネット、同年七月一七日、夜間防犯灯工事がそれぞれ完了した。同年八月三一日、中庭に便所が新設された。同年一〇月一八日、愛媛県へき地教育優良校表彰を受けた。
 同五三年一〇月三一日、運動場スタンド工事が完成し、同年一二月一三日、スタンド落成祝賀会を挙行した。
 同五四年三月二五日、前年度完成のスタンド横に花文字のツツジを植樹した。同年六月一六日、郡総合体育大会でテニス部優勝。同年七月一三日、建設省高知工事事務所より長年の気象観測協力の功労が認められ受賞した。同年一〇月一二日、体育館屋根塗装完了。
 同五五年四月三〇日、へき地教員住宅二戸完成。同年五月二九日、校内放送設備を改修した。
 同五六年五月二九日、直瀬中学校少年消防隊の結団式を行った。
 同五八年四月七日、北校舎電気工事が完了した。同年八月五日、久万町水泳大会で学校努力賞を受賞した。同年八月二八日、体育館床張替え工事が完了した。
 同五九年七月一日、久万町PTA研究大会を開催した。
 同六〇年五月七日、防犯警報器修理・新設工事完了。同年五月二五日、済美高校永井教諭並びに生徒四名の特別演奏の参加を得てピアノ開きを盛大に挙行した。同年一〇月八日、地域社会学校教育研究発表会の会場校となった。同年一〇月一九日、郡新人体青大会でバレーボール部が優勝した。
 同六一年二月六日、事務用並びに生徒用パーソナルコンピューター各一式を導入した。同年七月一六日、緑の少年隊結成。同年七月二五日、NHK全国学校音楽コンクール県予選に出場し、優良賞を受賞した。同年八月二九日、体育館屋根のペンキ塗装が完了した。同年二月八日、B・G財団なわとび大会で新記録(一〇三回)を出し優勝した。
 同六二年二月二三日、地域に根ざした教育優良校として県表彰を受賞した。
 同六三年二月一八日、統計作文コンクールで県教育長賞を受賞した。
同年七月一○日、久万町PTA研究大会を開いた。同年一〇月一五日、生徒用パーソナルコンピューター一式を導入した。同年一一月四日、日本体育・学校健康センターより学校安全優良学校として表彰された。同年一一月一六日、愛媛県地域生活文化研究発表会で「直瀬の農業を見つめる」というテーマで発表し最優秀賞を受賞した。
 平成元年二月二六日、直瀬中学校創立四〇周年記念式典を盛大に行いあわせて記念誌を発刊した。
 同年三月三一日、昭和六十三年度久万町小中学生優秀団体として郷土研究同志会(ニグループ)が表彰を受けた。
 父二峰中学校
 昭和二二年四月一〇日、学制改革により父二峰中学校新設。学校は父二峰小学校に併設され、四月一六日に開校式を挙行した。
 同二四年二月二〇日、ピアノが寄贈された。校章、胸章が制定された。
 同二五年四月二〇日、中学校教室三教室の増築工事が完成し落成式を挙行した。同年、民有地を購入して学校林を設定し、生徒の手によって植林・下刈りなどの手人れをして管理することとなった。
 同二六年四月下旬、講堂の増築完成。同年一〇月上旬、国旗掲揚台が完成した。
 同三〇年一〇月五日、父二峰小学校の校舎が落成し、父二峰小・中の併設を解消した。教室の改修により特別教室も設置できた。
 同三二年五月二五日、教員住宅完成。その他自転車置場の拡張、グランドピアノ購入、観察池、放送設備の改善、技術科設備の充実などにより施設設備が充実した。
 同三三年、産業教育研究校に指定され、一〇月一四日に、発表を行う。
 同三四年四月一日、町村合併により久万町立父二峰中学校と校名を変更した。同年五月二日から父二峰小・中ともに完全給食が開始された。
 同三七年、図書充実に努力した結果、多額の特別寄付を受け、一六万円程度の図書を購入した。同年二月九日、上水道が完備される。また、講堂を改装して、技術室、理科の特別教室が造られた。同年七月二〇日、父二峰農協から校旗の寄贈を受けた。
 同三九年八月二〇日、屋内運動場起工式を挙行した。
 同四〇年二月二五日、屋内運動場が完成し、落成式が挙行された。校下より二〇〇万余円の寄付があり、体育館備品が充実し、父二峰小・中学校の体育向上のための施設が整備された。同年四月一一日、バックネット工事が完成した。
 同四一年二月一五日、校歌を制定した。作詞大野静、作曲愛大助教授清家嘉寿恵。同年一〇月、体育館前に小中学校共用の校門と池及び築山が完成した。なお、建設と、造成は、主に有志並びにPTAの寄付と奉仕によってなされた。
 同四二年八月三〇日、本館のペンキ塗装が完了。
 同四三年一〇月三〇日、本館屋根瓦のふき替えをした。
 同四四年三月二三日、電話がダイヤル式となり、(○八九二)二ー一三五八番となった。同年八月一一日、本館床下補強工事を行った。同年九月三〇日、寄付により明治百年記念行事の一環として、国旗掲揚台が完成した。
 同四五年五月二七日、学校裏の実習地六アールの茶畑で初めての茶摘みを行った。同四八年からは、学校で消費する茶の葉は自給自足ができるようになった。同年八月五日、総工事費一四○○万円(内寄付三〇〇万円余)でプールが竣工し、済美高校水泳部を招待してプール開きを盛大に挙行した。
 同四六年一二月二一日、運動場周囲の金網が完成した。
 同四七年一二月一日、久万町給食センターによる給食が開始され、各校別の給食は廃止された。
 同四八年五月二六日、柔道場の床の帳り替え。同年九月一日、宿日直の無人化が実施された。
 同四九年七月三一日、東便所改修工事完了。同年九月、石油危機のあと、省エネと資源節約からPTAが中心となって廃品回収をはじめ、その収益は生従の福祉費に充当されるようになった。
 同五〇年六月一三日、体育館屋根塗装。同年八月二一日、校内放送施設の改修を行った。
 同五一年三月一六日、造林の穂木をとるため、PTA役員並びに三年生が中心になって学校研究林園をつくった。同年七月一日、夜間照明施設工事が完成した。
 同五二年二月二九日、第三回県農協共済小中学生交通安全ポスターコンクールで優秀学校賞を受賞した。同年七月二三日、体育館体育庫の屋根を修理した。
 同五三年二月八日、愛媛県少年式少年の主張作文表彰及び発表大会に出場。(男子)同年六月一四日、体育館玄関軒下を改修した。
 同五四年一月、VTR一式が公費と有志寄付で購入され視聴覚教育の充実が図られた。同年二月一日、小・中学校用校長住宅一戸が建築された。同年九月一五日、老人福祉の功績により本校生徒会が県社会福祉協議会より表彰された。
 同五五年二月二九日、伊狩幸道氏の寄付により「いかり文庫」創設。以後毎年寄贈を受けている。同年一〇月三日、校舎裏炊事場跡に倉庫を建設した。同年一一月三日、本校創立三三周年の記念式を挙行するとともに、青銅像「飛翔」の建立と「校誌」の発刊を行った。
 同五六年七月二五日、県中学校総合体育大会に柔道団体と三〇〇〇メートルに出場し、三〇〇〇メートルで優勝した。同年七月三〇日、本館階下西廊下の床を張り替えた。同年九月二三日、恩地繁氏の寄贈により運動会用優勝旗ができた。同年一一月七日、灯油庫設置。同年一一月二五日、体育庫特設工事が完成した。
 同五七年八月二四日、本館階下教室の床を張り替えた。
 同五八年三月三一日、職員室の窓をアルミサッシにし、本館二階教室の壁の修理を行った。同年六月二五日、プール用水取水口の取付工事完成。同年八月一七日、職員室、放送室の床を張り替えた。
 同五九年六月三日、校長室、職員室の天井、同年八月三日、技術室、調理室の床をそれぞれ張り替えた。
 同六〇年八月二七日、本館北側排水施設を改修した。
 同六一年四月二八日、パーソナルコンピューターを導入した。同年六月二三日、プールサイドにループランナー設置。同年七月二八日、相談室に畳の間が完成し、茶道クラブ等にも活用。同年一一月一〇日、中学校用校長住宅一戸が建設された。
 同六二年二月一〇日、体育館の緞帳の改修。同年五月一六日、西トイレ土間の修理を行った。同年七月二五日、県中学校総体陸上男子一〇〇メートル一年の部で鈴木祥高が五位、女子砲丸投げで奥平陽子が六位に入賞した。同年一二月一四日、体育館前の道路舗装が完成。同年一二月二一日、焼却炉が新設された。
 同六三年七月二四日、県中学校総体砲丸投げ女子の部で奥平陽子が大会新記録、標準記録突破で優勝。男子一〇〇メートル二年の部で鈴木祥高が六位入賞した。同年八月七日、四国中学校総合体育大会陸上砲丸投げ女子の部で奥平陽子が一四・二四メートルを投げ、六年ぶりに県中学校記録を更新して優勝した。同年八月二〇日、奥平陽子が全国中学校選抜体育大会陸上砲丸投げ女子の部で一二・七三メートルを投げ九位となった。同三月一八日、マルチトレーニング機器を購入した。
 平成元年一月二一日、パーソナルコンピューター台を導入した。民税の所得割が非課税となる世帯には、入園料、保育料を減免できるよう措置した。以後、度々改定を行い、現在では、町全体の約八〇%の世帯が減免の対象となっている。
 このような施策によって、久万町においては現在、幼稚園、保育所への就園率は一〇〇%である。
  オ 家庭教育について
 幼児教育の進展に伴って、父母の学習の機会が多くもたれるようになってきた。昭和五一年より、各幼稚園、保育所において、年間一〇回の家庭教育学級を、各地域の特色、実情に合わせて計画・実施し成果を上げている。
 昭和三九年には、家庭の教育力の回復を目的に、毎月第三日曜日を「家庭の日」と定め、親子の対話をはかりながら、よりよい家庭作りに取り組んできた。
 更に、急激な社会環境の変化に対処していくため、生涯学習の必要性が強調されはじめ、家庭教育は、あらゆる教育の基本であるという観点から、国の補助事業として昭和五七年より「明日の親のための学級」を開講し、若い世代を中心に学習してきた。また、昭和六二年からは「働く親のための学級」を開講している。
  力 今後の課題
 現在、幼児をとりまく環境も、過疎化に伴う幼児数の減少、夫婦共働きの家庭の増加、家庭の教育力の低下などさまざまな問題が山積している。
 こうした中、幼児教育の方向も、初期の学齢に達した幼児が無理なく学校生活に適応できるようにとの考え方とは違って、豊かな人間性の基礎作りの教育として、幼児を中心としたものへと変わってきた。町当局においても、学校教育、社会教育の両面からより幼児教育の充実と、発展に力を注いでいかなければならないという立場で諸施策を講じている。

久万中学校学級編成沿革

久万中学校学級編成沿革


畑野川中学校学級編成沿革

畑野川中学校学級編成沿革


直瀬中学校学級編成沿革

直瀬中学校学級編成沿革


父二峰中学校学級編成沿革

父二峰中学校学級編成沿革