3 金刀比羅神社
西明神字金比羅山三九八
祭 神 大物主命
元文五年(一七四○)西明神大上組晃光寺境内にあった社を、庄屋梅木弥五衛門が寛保元年(一七四一)に現在の場所に移転したものと伝えられる。ここには、琴平に参拝できない信者が多数参詣する。縁日の旧一〇月一〇日には、素人大相撲の奉納が行われ盛大であったが、戦後は子供相撲となり、現在も続けられている。
ここからの一〇景として里村暮煙・水田夜雨・土城夕照・菅峰晩鐘・長谷川蛍・北山晴嵐・高野秋月・遠伴貴賤・広里落鳥・西山暮雪が元文六年(一七四一)菅原陳護によって詠われた。