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久万町誌

2 田の草取り歌

1、はえたはえたぞこの田の草は、せりにいも草はりめ草
2、草をとりましょうご念を入れて、稲に黄金の花が咲く
3、つらいようでも田の草取れば、秋の取り入れ楽しみな
4、わたしゃいやじゃよ役人の嫁は、泣いてすがろにゃ袖かない
5、娘行かんかお倉の瀬戸に、こごめ桜の枝折りに
6、かわいい殿御と田の草取れば、水の濁りで手を握る
7、わたしとあなたは麦わらだより、切れてその後たよりなさ
8、所はなれてとんではいれど、切れてくれなよたこの糸
9、広い広島の水飲みそめて、いやよ田舎の濁り水
10、親の意見と茄子の花は、千に一つのあだがない
11、わたしや百まで主や九九まで、共に白髪のはえるまで
12、立てばしゃくやくすわれば牡丹、歩く姿は百合のよう
13、酒じゃ思い出し、たばこじゃ忘れ、ロにゃものぞや、学校の生徒は、いつも袴に手に鞄
14、鐘がなるかやしもくがなるか、鐘もならなやしもくもならん、鐘としもくの愛がなる
15、ややはできます三月でござる、梅が食べたやすゆすゆと、今度来る時やもて来ておくれ、裏のこやぶの青梅を