データベース『えひめの記憶』
追刊 中山町誌
第二節 水系
一から二は中山町誌参照
三、中山川の水質
平成一五年六月三日に永木小学校による藤の郷川の水生生物調査では、きれいな水・少し汚い水のところでヒラタカゲロウ、サワガニ、カワガニ、ヤマトビケラ、ウズムシ、カワニナ、ゲンジボタル、コオニヤンマ、コガタシマトビケラ、ヒラタドロムシが観察された。ほかにもモンカゲロウ、ハグロトンボ、シマトンボも多く見られ、カワヨシノボリとその卵も見つかった。また汚い水のところのでもヒル、ミズムシが見られた。
化学調査による化学的酸素消費量は五ppm以上一〇ppm以下で多少汚染があるといえる。
また大気に含まれる二酸化窒素量の調査では、いつも〇・〇二ppm以下であるので、あまり汚染されていない。