データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

双海町誌

第八節 幼児教育

 人格の基礎は、生後一~三年、おそくとも五年のうちに形成される。しかも二歳半を過ぎると社会性も急速に発達し、友達とも仲よく遊べるようになる。適切な環境のもと、幼児が集団の一員として望ましい心身の発達をなし、明るくのびのびと、たくましく成長することを支援できる幼児教育が常に求められている。

上灘幼稚園
 私立上灘幼稚園(千葉ハル園長)は、一九五五(昭和三十)年九月開園した。開設するにあたり町民に意見を求めると、幼児教育の重要性を踏まえて保育所よりも幼稚園をとの要望が強く、本覚寺を改築して教具や備品を整え、幼稚園の認可申請を県知事に提出した。県の視察を受け、知事より認可があって昭和三十年九月六日に開園した。
 なお、上灘・下灘保育所については、第六編第一章第三節で詳述する。

上灘幼稚園

上灘幼稚園


主な出来事

主な出来事