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双海町誌

第七節 学校給食

 学校給食は児童・生徒の体力増進・体位の向上・栄養のバランスなどの心身の健全な発達を図り、豊かな人間性を育てることを目的として実施されている。戦後、ミルク給食や補助食など一部給食が実施された。
 本格的には翠小学校では、一九五九(昭和三十四)年十月から完全給食が開始された。由並小学校では、昭和三十五年九月に給食室が完成し、落成式が挙行され、これより完全給食が開始された。以後、下灘小学校は昭和三十七年六月に、上灘中学校と下灘中学校は昭和三十九年一月に単独給食が実施された。昭和四十五年九月には町内五校を一括統合する給食センターが発足し、合理的かつ衛生的な完全給食を実施できるようになった。給食センター設置当時の概要は次のとおり。

名称 双海町学校給食センター
場所 双海町大字上灘甲五、三三〇番地(上灘中学校に併設)
給食対象人員 三小学校児童数と二中学校生徒数及び教職員数
給食の型 A型、実施回数週六回、年間二四○日
建築面積 二九六・四四平方メートル(八九坪八三)
総事業費 二〇〇〇万円(内訳一建物六三六万円、設備一三六〇万円)
給食開始 昭和四十五年九月一日

 一九七七(昭和五十二)年からは米飯給食が開始された。全国統一して米を活用しようと、小・中学校の給食として児童・生徒に開始したものである。当初は週一回で始まったが、その後、農林水産省の要望で週二回になり、更に昭和六十二年からは週三回になった。そして平成十二年には 「パン」「牛乳」の国の補助がなくなった。ちなみに学校給食費の推移は下表のとおりである。








学校給食費の推移

学校給食費の推移