データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

中山町誌

四、 野中地区

 ⑧ 一石彫
 所在地 影ノ浦集会所裏
 管理者 影ノ浦地区
 塔高  七三cm
   由来等
 古伝によると、蒲山城主の墓ともいわれ一石彫の塔である。鎌倉時代の末期に建てられたとも伝えられている。
 一石彫は外に見当たらず八段彫となっている。
 また他に蒲山城の落武者のものとも伝えられる古墓等が「かげんだ」にも点在する。

 ⑨ 五輪塔群(鷹鳥さん)
 所在地 栗田地区
 管理者 竹本家・松本家・西岡家・山本家
 塔高   中央の塔一・二五m  底石 三五mcm
   由来等
 古伝によると、昔この土地を掘った時に、現存する五輪塔が出土したとのことで、その時代は全く不明である。
 塔高等は全ての塔で異なっている。一五塔が同じ所に建てられている所は少ない。
 年号も不明なるも、「法連華経」の碑が建てられ左の「祠」には当時の物と推定される「銅鏡」が祀られている(鑑定が必要であろう)。竹本家・松本家・西岡家・山本家は氏子とされ、毎年四戸の家中で揃って「おこもり」の行事を行い現在に至っている。