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中山町誌

二、 お伊勢講

 伊勢神宮への参拝講である。家まわりで宿(当番)を決め旧暦の一月一七日頃参拝に出かけた。出発前に宿に当たる家に講員が集まり神事をして直会(酒宴)をする。その後代表者が神主と共に伊勢(伊勢神宮)へ参拝する。費用については講の積立金と自己負担金で賄った。
 参拝後は神社で買ってきた御祖を講員の家に配った。(佐礼谷安別当外二、三部落では一〇数年前まで続いていた。)