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中山町誌

七、 文化協会の発足としくみ

 昭和六三年(一九八八)四月一日に中山町文化協会が設立され、事務局を中山町教育委員会内に置き、初代会長に上岡貞義が就任した。
 この文化協会は中山町内各文化団体、グループ等の自主的な活動の推進と相互の連絡協調を図り、地方文化の振興、発展に寄与することを目的としている。
 この会には次の部門が置かれ、それぞれが自主的に活動している。

 第一部門  書道 写真 絵画 手芸
 第二部門  華道 茶道
 第三部門  吟剣詩舞
 第四部門  カラオケ
 第五部門  盆栽 園芸
 第六部門  舞踊 演劇
 第七部門  郷土芸能 郷土史
 第八部門  囲碁 将棋
 第九部門  民謡 筝曲 謡曲 大正琴
 第十部門  短歌 俳句
 第十一部門 ビデオ アマチュア無線 着付 その他

 発表の場として、同年一一月六日、農業総合センターを会場に文化祭が開催された。当日は、生花・書道・俳句などの作品展示とホール一杯の観客を迎えての芸能発表会が行われた。
 心の豊かさが求められている今日、本町においても、香り高い文化が創造されることを願って「ふるさと祭り」は続けられている。
 その他、文化協会の大きな事業として中山町各所に句碑の建設が行われた。明治前のものから数えると既に一四基に及んでいる。
 夏季大学という形で、文化講演会が本町で始められたのは昭和六二年からであった。第一回は俳優の山口崇が講師であった。教育委員会主催で続けられていたが、平成三年から文化協会の事業となっている。
 平成五年度における文化協会の事業内容は表3-15のとおりである。

表3-15 平成5年度 中山町文化協会事業報告書

表3-15 平成5年度 中山町文化協会事業報告書